先日久々に発刊しましたおさだ新聞にご質問をいただきました。
「熱があって当院に電話したらそのあとはどうなるのでしょうか?」と。
「おぉ、なるほど」と思いまして、皆様にお伝えします。
お熱でお電話いただき、透析来院をお待ちいただいた後は、
1)ご自宅待機で当方からの電話をお待ちいただきます。
当方から、
①透析がいつになるかのご案内
②発熱外来受診案内
を致します。
2)発熱外来をご受診いただきます。東和病院、その他になります。
そこで、コロナのPCRや胸CTのみで、症状に対し処方などの対応がない時は、
当方に電話でご連絡ください。当方で、症状への対応を決めお話しします。
発熱外来先で加療の対応があれば、その旨を当方にお知らせいただき、先方からの
ご指示に準じてください。
1)①で、当方での透析時は、
こちらの時間指定に従い他患者様とは時間差を作ってご来院いただき、バリフードという個人フィルター内で透析していただきます。身体に大丈夫な場合は、中2日が2回続く場合もあります。熱などの経過により、透析来院の日程やバリフード透析の期間は異なります。
このバリフードはこれまでの10年は主にインフルエンザの時に使用し活躍してきました。
さて、このバリフードですが、ウィルスカットフィルターで守られています。患者様でコロナ感染発覚し軽症で入院先を探せない場合(透析患者様のPCR陽性が必ずしも重症化するとは限りませんので)当方で透析続けることもあり得ます。
その際は、他の患者さまとは時間差でご来院いただき、クリニック内でのお着替は無しで、このバリフード内で、最小回数の透析で、2週間を乗り切ることになります。これは前述とおりインフルエンザ対策で11年前に購入し、毎年インフルエンザの度に大活躍でしたが、今回はコロナ対策のツールになりました。しかし、今季は今のところインフルエンザもなくコロナ使用もなく、ひっそりと出番待機中です。
*バリフード写真*